辞書を引くと出会えるアスキーアート
こんにちは。辞書係です。
今回紹介する引きがいのある日本語は、
「アスキーアート」。
コンピューターの画面上で、文字や記号を組み合わせて作る絵。AA。
出典:『三省堂国語辞典』(三省堂)
アスキーアートに近いもので、「顔文字」や「絵文字」がありますが、
・「顔文字」・・・メールなどで、文字や記号を組み合わせて、顔の表情をあらわしたマーク。 例:(*^-^*)( ˘•ω•˘ )
・「絵文字」・・・簡単な絵や図形などでしめされ、情報を伝える働きをもつもの。視覚言語。 例:🍴 📞 🚻
以上のように意味が少し違っており、アスキーアートは絵としての要素が強いものを意味します。
顔文字はメール文などで感情を表現するツールであり、絵文字はピクトグラムとも呼ばれ、
公共施設などでもよく使われていますね。
挿絵がアスキーアート
『三省堂国語辞典』の特色として、辞書のいたるところに挿絵があります。
そのどれもが言葉の理解に役立つ挿絵ですが、「アスキーアート」にも挿絵が使われていて、
それが「アスキーアート」を理解するのにとてもよく出来ているので、
ぜひ、その目で確かめてください。

辞書係
三省堂国語辞典、25ページの右上です。
そこには、アスキーアートを辞書で引いたあなたの姿が描かれていますよ(*^-^*)