なんでもない日常が辞書に載る
こんにちは。辞書係です。
今回紹介する引きがいのある日本語は、
「いいだしっぺ」。
何かをしようと最初に提案した以上、当然自ら率先して行う責任のある当人の意の俗称。
出典:『新明解国語辞典』(三省堂)
じゃんけんで決めようと言った本人が負けて損な役目を負うときなどに、
「いいだしっぺの法則」などということがありますが、「いいだしっぺ」は「言い出しっ屁」のことで、
「臭いと言い出した人が、実はおならをした(責めを負うべき)当人である」という由来です。

辞書係
日常の「あるあるネタ」が、辞書に載るようになることもあるんですね。
日常を例えた言葉が辞書に載る
他にも、このような日常のワンシーンが由来となっている言葉はまだまだあります。
もしかすると、今の日常で起きているよくある出来事も、未来の辞書に載っているかもしれません。

辞書係
帰宅した時、自分への大きな荷物を抱えた配達員さんと、ばったり玄関で会ってしまうあの感じ……気まずいことの例えとしてどうでしょうか?